Muristek
蔡英文総統が22日未明（ジュネーブ時間21日夜）、海外華僑がジュネーブを訪問し、台湾のWHO総会（世界保健機関の年次総会 WHA）参与を訴える活動にビデオメッセージを寄せ、華僑たちが最前線で台湾のために声を上げてくれていることに感謝すると共に、世界の医療と公衆衛生に積極的に貢献している台湾はWHO総会から排除されるべきではなく、台湾の先進的な医療衛生の実績と能力は必ずや全世界の健康維持に力強いパワーをもたらすだろうと強調。そして、「台湾はWHO総会を必要としており、WHO総会もまた台湾を必要としている」と訴えた。 以下、ビデオメッセージでの談話内容。 ★★★★★ 過去2年あまり、世界が新型コロナウイルスの挑戦に直面したことで、健康維持と感染防止に国境があってはならないことがいっそう浮き彫りになった。今年のWHO総会開催期間中、みなさんが欧州や米国、台湾各地からわざわざジュネーブを訪れてイベントを行い、最前線で台湾のために声を上げてくれることに感謝する。 台湾は全世界の防疫体系に参与するだけの能力を絶対に有している。また、貢献する用意もある。この2年余りの間、台湾は官民が協力し、世界80カ国あまりにサージカルマスクを寄付して来た。 みなさんもそれぞれの国で、防疫物資の寄付に積極的に協力し、感染対策の経験を共有してきた。これらの行為はみな「Taiwan can help」（台湾がお手伝い出来ます）、「Taiwan is helping」（台湾はお手伝いしています）の精神を十分に発揮したものだ。 世界の医療と公衆衛生に積極的に貢献している台湾がWHO総会から排除されるべきではない。全世界の完全な防疫体系に、単一の国家による政治的な干渉によって抜け穴が出来てはいけない。 昨年は米国、日本など40を超える国及び欧州連合（EU）が様々な形式で台湾のWHO総会参与への支持を表明した。 こうした国際社会からの支持の波には目が向けられなければならない。台湾の先進的な医療衛生の実績と能力は必ずや全世界の健康維持に力強いパワーをもたらすだろう。とりわけ現在は全世界が新型コロナウイルスの動向に向き合うキー的な段階にある。我々は、台湾の参与は不可欠だと信じている。 みなさんが台湾のために立ち上がり、台湾のために権利を得ようと努力していることに改めて感謝する。我々はこれからも全世界に台湾の声を届けていく。台湾はWHO総会を必要としており、WHO総会も台湾を必要としている。共に努力していこう。ありがとうございます。
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