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インドや東南アジア諸国からの到着便についても空港でPCR検査実施へ


Link [2022-01-22 18:38:21]



中央感染症指揮センター(新型コロナウイルス対策本部)の陳時中指揮官は20日零時より、インドや東南アジア諸国からの短距離路線の旅客についても、空港でのPCR検査の対象に加えることを決めた。新型コロナウイルスが世界各国で猛威を振るい、海外からの渡航者の感染が大幅に増えていることを踏まえ、台湾では今月11日零時以降、欧州、米州、中東、オーストラリア、ニュージーランドから到着する長距離路線の旅客全員を対象に、空港でのPCR検査を実施していた。   陳時中指揮官によると、インドおよび東南アジア諸国で新型コロナウイルスの感染が拡大していることや、空港でのPCR検査が軌道に乗ってきたことが、対象拡大を決めた大きな理由。これによりきょう(20日)零時以降、インドおよび東南アジア(フィリピン、カンボジア、タイ、ベトナム、ミャンマー、インドネシア、マレーシア、シンガポール)から台湾に渡航する旅客全員、空港で検体を採取(公費)し、迅速に結果が分かるPCR検査を受けることになった。20日はこれらの地域から10便余りが到着することになっている。   陳時中指揮官によると、PCR検査の結果が陰性の場合は入国手続きを行う。その後、防疫車両(=隔離対象者を専門に乗せる車両)に乗車して防疫旅館(=隔離対象者を専門に受け入れる私営の宿泊施設)あるいは集中検疫所(=隔離対象者を専門に受け入れるために国が用意する宿泊施設)へ向かい隔離を受ける。一方、PCR検査の結果が陽性の場合は、専門のスタッフが入国手続きを行う。陽性者は空港から医療機関、あるいは集中検疫所/加強版防疫旅館(= Ct値が高いが症状が軽い陽性者を収容する療養施設)へ搬送する。   台湾では現在、海外からの渡航者に対してPCR検査陰性証明書の搭乗前提示を求めている。しかし、桃園国際空港(台湾北部・桃園市)で今月11日零時から19日までに旅客3,934人のPCR検査を実施したところ、247人の陽性者が見つかっている。  



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