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全米民主主義基金(NED)のデイモン・ウィルソン会長が台湾を訪問、外交部は歓迎


Link [2022-03-28 12:53:12]



全米民主主義基金(National Endowment for Democracy, NED)のデイモン・ウィルソン(Damon Wilson)会長率いる一行が27日に台湾を訪れた。一行は30日まで滞在する。ウィルソン会長は台湾滞在期間中、蔡英文総統、行政院の蘇貞昌院長(=首相)、立法院の游錫堃院長(=国会議長)を表敬訪問するほか、外交部の呉釗燮部長(=外相)主催の宴会に出席したり、市民団体との交流を深めたりする。外交部は28日早朝に出したニュースリリースで、「一行の訪台を歓迎する」と伝えた。ニュースリースの概要は以下の通り。   ★★★★★   NEDはこれまでも頻繁にわが国の政府と交流を持ち、わが国の民主主義の進展を見守ってきた。NEDの積極的な働きかけもあり、わが国では2003年に「台湾民主基金会」が設立された。双方はさまざまなプロジェクトの推進で協力し、インド太平洋地域における民主主義や人権の普及に努めている。ウィルソン氏にとっては、2021年7月の会長就任以降、初めてのアジア訪問となる。その最初の立ち寄り先に台湾が選ばれたことは、NEDの台湾重視の姿勢を示すものだ。   ウィルソン会長は訪台期間中に記者会見を開き、NEDが「台湾民主基金会」等の市民団体と協力し、今年10月24日から27日まで、台北市(台湾北部)で「World Movement for Democracy」世界大会を開催することを宣言する。同大会が台湾で開催されるのは初めてのこと。これは、台湾の民主主義の成果が国際社会に広く認められたことを意味するだけでなく、今年1月の「民主主義サミット(Summit for Democracy)」で台湾が提示したコミットメント(各国政府が自国内、そして国外での民主主義推進に向けて実行する事柄)の一つを実現することでもある。外交部はこれを心より歓迎する。  



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