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蘇行政院長、GCTF「ジェンダーに基づく暴力撲滅国際会議」の開幕式に出席


Link [2022-05-26 01:40:00]



蘇貞昌行政院長(首相)が24日、「グローバル協力訓練枠組み ジェンダーに基づく暴力撲滅国際会議(GCTF Conference on Ending Gender-based Violence)」の開幕式に出席した。蘇行政院長はあいさつの中で、台湾は民主の防衛、自由の追求、人権の尊重などでの実績で世界から評価されており、「ジェンダーに基づく暴力」の撲滅においてもより多くの進歩と成果を期待したいと述べた。開幕式には蘇行政院長のほか、呉釗燮外交部長(外務大臣)も出席した。   この会議ではオーストラリアのジェニー・ブルームフィールド(Jenny Bloomfield)駐台代表が開幕のスピーチを行ったほか、米国務省で性的少数者(LGBTQなど)の人権を擁護する外交活動を担当するジェシカ・スターン(Jessica Stern)特使らが基調報告を行った。   蘇行政院長はあいさつの中で、台湾と米国は7年前にグローバルな協力と訓練の枠組みについてさらに連携を深めていくことで一致、理念の近い国々の参加を募ったところ、日本とオーストラリアがたちまち正式なパートナーとなったほか、イギリスとカナダもこの枠組みの中で共に努力することになったと指摘した。   また蘇行政院長はオーストラリアのブルームフィールド駐台代表について、就任以来この枠組みに基づく会議で、ワクチン接種やマネーロンダリング防止、さらに人権問題などを議題に相互協力を強化して来たと称賛した。   一方で蔡英文総統についても、総統就任以来、法律、予算、政策の面から民主の防衛、自由の追求、人権の尊重のため非常に多くの努力をしており、それらの実績は国際社会からのエールと評価を獲得していると説明した。   蘇行政院長はその上で24日の会議について、理念が近く、価値観を共有する国々ならびにジェシカ・スターン特使ら米国や欧州連合(EU)の専門家が議論に加わることで、「ジェンダーに基づく暴力」の撲滅に向けてあらゆる面からより多くの努力と進歩、そして成果が得られるよう願った。   行政院性別平等会の資料によれば、台湾と米国は2015年6月1日に「グローバル協力訓練枠組み(Global Cooperation and Training Framework, GCTF)」設立の覚書に署名。現在の正式なパートナーは台湾、米国、日本、オーストラリアとなっている。   性別平等会によると、同枠組みの目的は台湾の優位性と専門性を発揮し、双方が共に関心を寄せる問題についてのトレーニングプログラムを実施すること。また、インド太平洋地域の国々の政府関係者や専門家を招き、それらの国での能力の構築に協力する。それにより地域の多角的な連携を強化し、政府間のパートナーシップを確立、さらには台湾の国際社会における活動空間の拡大につなげるということ。    



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