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台湾FDA、6~11歳のモデルナ製ワクチン接種を承認


Link [2022-04-18 23:53:02]



衛生福利部食品薬物管理署(=台湾FDA)は17日、オミクロン株の急速な感染拡大に対応するため、国内の臨床医学、小児医学、感染医学など各分野の専門家を招いた会議を開いた。その結果、米国モデルナ製新型コロナウイルスワクチンの6~11歳への接種について緊急使用(EUA)を承認した。   モデルナ製ワクチンが6~11歳を対象に行った第二期及び第三期の臨床試験(治験)では、接種によって得られる免疫原性(血中抗体価等)が、18~25歳の青少年及び成人を対象とした治験で確認されたものと同程度であった。6~11歳では接種後の副反応として発熱した治験参加者の比率が、18歳以上のグループよりやや高かった。しかし、副反応が見られる比率はほぼ同じで、大半が軽度で一時的なものであった。   専門家会議ではこれらの結果を踏まえてワクチンの有効性と安全性を総合的に評価。且つ台湾における緊急性とニーズを考慮した結果、モデルナ製ワクチンの6~11歳への接種について承認することを提言するとの結論に至った。1回0.25mL(50マイクログラムのmRNA。成人の接種量の半分)を28日の間隔をあけて2回接種する。   衛生福利部食品薬物管理署によると、モデルナ社が6~11歳を対象に行った治験によると、治験参加者の主な副反応は注射部位の痛み、疲労、頭痛、筋肉痛、悪寒、吐き気・嘔吐、脇の下のリンパ節の腫れ、発熱、注射部位の発疹や腫れ、関節痛など。これは成人を対象とした治験結果とほぼ同じで、重大な懸念は新たに確認されなかった。  



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