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経済部の陳政務次長、台湾とEUの経済・貿易協力推進について話し合う


Link [2022-05-26 17:42:30]



経済部の陳正祺政務次長(=副大臣)は今月23日から24日まで、欧州連合(EU)本部(欧州理事会、欧州議会、欧州委員会)があるベルギーを訪問した。陳正祺次長はまず欧州委員会成長総局(DG GROW)を訪問し、台湾と欧州連合(EU)の産業政策対話の進展や二者間関係の深化に関して意見交換を行った。また、欧州委員会貿易総局では、台湾とEUの貿易及び投資関係について意見交換を行った。   陳正祺次長はこのほか、欧州議会のブレムプト(Kathleen van Brempt)貿易調整官やAndrey KOVATCHEV議員らとも会談。欧州議会が長期にわたり、台湾とEUの関係強化を支持してくれていることにつき謝意を伝えた。ブレムプト調整官らは、「台湾はEUにとって近い理念を持つ、信頼に足るパートナーだ」とし、これからも台湾とEUが双方の貿易や投資、サプライチェーンにおけるパートナー関係を拡大することを支持していくと約束した。   陳正祺次長はさらに、ヨーロッパのシンクタンク、商工会議所、民間企業などの代表20人近くが出席する円卓会議にも参加し、「変化する世界環境における台湾とEUのサプライチェーン協力」と題して意見交換を行った。陳正祺次長は基調講演の中で、台湾とEUが民主主義、自由、法の支配、自由経済といった価値を共有しており、双方はインド太平洋地域、産業、気候変動への対応といった政策で相互補完することができること、台湾はEUにとって信頼に足るパートナーであることなどを訴えた。とりわけ産業政策において、台湾とEUはいずれも再生可能エネルギー、デジタルトランスフォーメーションなどを政策の重点としており、また半導体、電動車(EV)、5Gなどの分野でも協力を深めることができると説明した。   EUは台湾にとって5番目の貿易パートナーであり、2021年の貿易総額は687億米ドルに達した。これは2020年と比べて32.45%の成長。投資方面では、EUは台湾にとって最大の投資元となっている。2016年以降は台湾の対EU投資も大幅に成長しており、累計約53.6億米ドルに達している。これは台湾の総投資額の66.6%を占める。  



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