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6/2~7開催の「台北国際ブックフェア」でフランスが四度テーマ国に


Link [2022-05-28 11:45:12]



「2022年台北国際ブックフェア」が6月2日から7日まで、台北世界貿易センターで開催される。テーマ国は四度フランスが務め、台湾におけるフランス大使館に相当するフランス在台協会、国際フランス出版事務局(BIEF)、台北市内でフランス語書籍を中心に取り扱う「信鴿法国書店」が共同で企画。「我読書する、故に我あり」を精神的スローガンとして、80の出版社から計2,000点の書籍を展示する計画。また、三大特別展と座談会なども実施してフランスの芸術文化を全面的に紹介する。   スローガンの「我読書する、故に我あり」は、近世哲学の父とされるデカルトの名言「我思う、故に我あり」になぞらえたもの。テーマ国による三大特別展は、「追憶・普魯斯特(À la recherche de Proust)」(追憶・プルースト)、「探索世界的霊光乍裂:艾曼紐‧勒帕吉漫画原画展(Éclats d’explorations : traversée des œuvres d’Emmanuel Lepage)」(探検世界の光の破片:エマニュエル・ルパージュ漫画原稿展)、そしてフェミニストとして知られるフランスの作家ジョルジュ・サンド、『ノートルダム・ド・パリ』の作者ヴィクトル・ユーゴー、『モンテ・クリスト伯』の作者アレクサンドル・デュマなど、権威ある作家たちの貴重な直筆原稿の展示。   26日に台北市内で行われた記者会見で、欧州連合(EU)の台湾における代表部に相当する欧州経貿弁事処のFilip Grzegorzewski処長は欧州連合(EU)加盟国による展示について紹介。それによると、今年の台北国際ブックフェスティバルにおける「欧盟館」(EUパビリオン)では、オーストリア、クロアチア、チェコ、ギリシャ、ハンガリー、イタリア、ルクセンブルク、オランダ、ポルトガル、スロバキアが共同で、「品味欧州」(欧州を味わう)をテーマに欧州各国の特色のある料理と様々な書籍を紹介する。   さらに今年は初めて「ウクライナパビリオン」を設置。ドイツ語や中国語に翻訳されたウクライナの出版物を展示する。また、厳選されたウクライナの代表的なイラストレーターの手による作品15点を「ウクライナと共に:オリジナル画像展」で紹介する。    



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