Muristek
中央感染症指揮センター（新型コロナウイルス対策本部）が28日、今年4月1日から30日まで、特定の娯楽施設での感染対策を強化すると発表した。また、マスク着用など現行の防疫措置は継続する。関連の規定と説明は以下のとおり。 ★★★★★ 一、マスク着用に関する現行の規定は継続。例外のケースでは着用せずともよい。外出の際はマスクを常時着用すること。 （一）歌を歌う際にはマスクを着用する。 （二）以下のケースではマスクを着用せずともよい。しかしマスクは常に携帯すること。また自身で関連の症状が出た場合、あるいは不特定の相手との間でソーシャルディスタンスの保持が難しい場合はマスクを着用せねばならない。 ①室内外での運動 ②室内外での個人、グループでの写真撮影 ③自分の自動車を運転し、同乗者がいないか同乗者がみな同居する家族である場合 ④ライブ放送、ビデオ撮影、司会、レポート、スピーチ、講演、講義など談話の性質がある業務や活動の正式な撮影や進行 ⑤農林水産業、牧畜の労働者の野外（畑、養魚場、山林等）での労働 ⑥山林（森林レクリエーションエリアを含む）やビーチでの活動 ⑦温泉、冷泉、サウナ（ドライタイプ）、スパ施設、スチームルーム、ウォーターアクティビティなど、マスクが濡れやすい場合 （三）外出時で飲食が必要な場合、マスクを着用せずともよい。 （四）中央感染症指揮センターあるいは主務機関の指定する場所もしくは活動（芸術パフォーマンス、ドラマ撮影、ＴＶショーなどの出演者が本番の演技や撮影を行う際、スポーツの試合中の選手と審判など）で、同センターあるいは主務機関による関連の防疫措置が取られている場合は一時的にマスクを外すことが出来る。 二、営業場所及び公共エリア（交通機関も含む）では以下を厳格に守らなければならない：「実聯制」（実名登録制）・検温・周辺の清掃と消毒・従業員の健康管理・感染者が出た場合の迅速な対応。 三、店舗、スーパーマーケット、市場：営業場所と公共エリアでの防疫措置が取られていれば、人流の管理は不要。また試食サービスも制限しない。 四、高鉄（台湾高速鉄道）、台鉄（台湾鉄道）、公路客運（長距離バス）、船舶（固定の飲食エリア除く）、国内航空：車内（車両、船舶、航空機）での飲食が可能。 五、飲食場所：「実聯制」、検温、手洗い設備と消毒用品の提供を厳格に実行すること。宴席ではテーブルを回っての乾杯（酒・茶）を禁じる。「実聯制」などの措置に違反した場合は法律に基づいて処罰され、指定期限内の改善が求められる。改善に応じない場合は店内でのサービス提供を禁ずる。 六、宗教施設と宗教的集会活動：内政部（日本の省レベル）の定める防疫措置に従って対応する。 また、中央感染症指揮センターは、最近の感染事例に対応し、「歌廳」（飲食しながらショーを観るホール）、「舞廳」（ダンスホール）、「夜総会」（ナイトクラブ）、「倶楽部」（クラブ）、「酒家」（ホステスによる接客を伴う料理屋）、「酒吧」（バーやパブ）、「酒店（廊）」（キャバレーなど）、「理容院(観光理髮、視聴理容)」（個室で理容サービスを提供する事業）及び類似施設（特種喫茶店、キャバクラ、ディスコ、サウナ）など特定の娯楽施設における感染対策を強化する。強化の内容は以下のとおり。 １，入店者にはワクチンを3回以上接種した証明の提示を求める。また、「実聯制」を徹底する。呼吸器に症状があったり発熱したりしている者は入店出来ない。 ２，全てのスタッフ、従業員（非常勤、パートタイマーも含む）は2回目のワクチン接種から14日間経過している必要がある。2回目の接種から満3カ月が経っている場合は3回目の接種が必要で、接種していない場合はサービスの提供を禁ずる。 ３，前述のスタッフ、従業員（非常勤、パートタイマーも含む）は4月30日まで毎週1回の簡易検査を行い、陰性が確認されなければサービスの提供は認めない。 ４，基隆市（台湾北部）で営業を停止している「小吃店（飲食店）」、カラオケボックスの従業員・スタッフは、3日以内に行ったPCR検査による新型コロナ陰性証明がなければ営業再開後の勤務を認めない。また、営業再開後2週間は2日ごとに簡易検査を行い、毎週一度のPCR検査を受けること。 ５，関係する従業員（サービススタッフ、カウンタースタッフ、清掃スタッフ、事務員、非常勤、パートタイマー）を正確に把握してリストにまとめ、健康状態のモニタリング計画ならびに異状が見つかった場合の追跡処理メカニズムを定めておくこと。
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