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コロナ陽性者の同居家族、ワクチン3回接種済みなら隔離は免除で7日間の「自主防疫」へ


Link [2022-05-21 22:33:25]



新型コロナウイルス陽性者の同居家族の隔離規定が再び緩和された。新型コロナワクチンの3回目接種を終えている場合は、従来の「居家隔離3日間プラス自主防疫4日間」から、「7日間の自主防疫」に改められた。「居家隔離」は外出禁止であるのに対して「自主防疫」は条件付きでの外出が可能。新たな規定は17日から適用されている。外出できない「居家隔離」の必要は無くなるが、7日間の「自主防疫」期間中、外出する場合は外出以前の2日以内に行った抗原簡易検査の陰性証明が必要となる。なお、中学生と高校生についてはその多くが3回目のワクチン接種をまだ受けていないため、今回の新規定はしばらく適用せず、引き続き「居家隔離3日間プラス自主防疫4日間」を維持する。   国内新規感染者数が大幅に増える中、蘇貞昌行政院長(首相)は16日、医療資源を新型コロナの中等症と重症の患者、ならびに重症化リスクを持つ感染者のケアに集中すると共に、濃厚接触者であってもワクチンの3回目接種を終えていれば「居家隔離」を免除し、7日間の「自主防疫」に改めると明らかにした。蘇行政院長は、同措置を重要な施設や医療従事者からコロナ陽性者と同居する家族へと広げることで、正常な社会生活の回復に向けてまた一歩踏み出すとしている。   中央感染症指揮センター(新型コロナウイルス対策本部)の陳時中指揮官は17日午後の定例記者会見において、市中感染の拡大に対応するため、リスク管理、ならびに公衆衛生を維持するための防疫能力のどちらにも気を配り、さらに海外での防疫政策を参考にして、コロナ陽性者と同居している濃厚接触者(家族)の隔離政策を調整すると宣言した。   陳指揮官によると、コロナ陽性者の同居家族でワクチンの3回目接種を終えている場合は「居家隔離」を免除し、7日間の「自主防疫」に改める。「自主防疫」期間中は関連の規範に従い、仕事や生活必需品の調達のため外出しなければならない場合は、外出前2日以内に行った抗原検査キットによる陰性証明が必要となる。また、なんらかの症状がある場合は家で休養し、抗原検査キットで感染しているかどうか確かめることを推奨する。   コロナ陽性者の同居家族で3回目のワクチン接種を終えていない人には、「居家隔離3日間プラス自主防疫4日間」を維持する。隔離期間中は外出禁止。隔離期間満了後は「自主防疫」を4日間続ける。また「居家隔離」では濃厚接触者と認定された時点で抗原簡易検査に応じなければならない。   「自主防疫」でもその期間中はやむを得ない場合を除いて外出できない。外出では常にマスクを着用し、ソーシャルディスタンスを保つ。飲食店内での食事、多人数での食事、多人数での集会、人の多い場所への出入り、特定できない人との接触は認められない。    



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