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20か国以上が台湾のWHO総会参加支持を続々表明、外交部が感謝


Link [2022-05-26 17:42:30]



第75回WHO総会(世界保健機関の年次総会、WHA)が22日から28日まで、スイス・ジュネーブで開催されている中、中華民国(台湾)と外交関係を結んでいる13か国が、台湾によるWHAへの参加を支持し、台湾をオブザーバーの身分でWHAに招待するようWHOに呼びかけた。また理念を同じくする10か国およびマルタ騎士団は、総会で台湾のために発言した。これを受けて中華民国外交部(日本の外務省に相当)は、台湾のために今年、さらに強固な支持を表明した友好国や理念を同じくする国家に対して、心からの謝意を表した。 台湾の国交樹立国は今年、提案、書簡、台湾側の弁論代表、総会での発言など様々な手段を通じて、引き続き台湾を支持するとした確固たる立場を明らかにした。台湾と理念を同じくする国々は総会において、これまで以上にはっきりと台湾を援護する発言をした。米国、英国、オーストラリア、フランス、ドイツ、カナダ、ルクセンブルク、リトアニア、チェコ、日本およびマルタ騎士団は、台湾のWHA参加について、直接的な発言で表明した。そのうち、フランス、ドイツ、ルクセンブルク、リトアニア、チェコの5か国は、総会において台湾支持に関する初めての明確な発言となった。新型コロナウイルス感染症の防疫対策における台湾の貢献を高く評価し、台湾を世界の公衆衛生分野の枠組みに加えるべきだと強調した。台湾の防疫経験や優れた科学技術が国際社会に大きな恩恵もたらすとしている。 国際社会から台湾を支持する数々の発言があがったことで、中国大陸は答弁権を行使、世界の公衆衛生業務に台湾が参与できるよう適切な手配を行ったとする妄言を繰り返し、意図的に世界各国を誤った方向に導こうとした。これに対して、米国国務省の上級公衆衛生顧問のBarbara De Rosa-Joynt氏は、「WHO設立の主旨は、国際公衆衛生業務の整合で、すべての利害関係者を加入させるべき。特に新型コロナの封じ込めに成功した経験を持つ台湾はその必要がある」と即座に反論した。台湾は2009年から2016年まで、オブザーバーの身分でWHAに参加しており、台湾がオブザーバーとしてWHAに参加することに、いかなる法的な障害もないことを証明している。そのため米国は、長期的な政策を継続して、台湾のWHOを含む国際機関への有意義な参与を支持するとしている。 台湾のWHA参加に関する国交樹立国や理念を同じくする国々からの強力な支持に対して、台湾は大きな励ましとなっているとの謝意を表した。台湾は、「専門的、実務的、貢献をもたらす」をモットーに、引き続き積極的に台湾への支持を表明している国家との協力関係を強化し、共に世界の公衆衛生の安全を保護していく。外交部(日本の外務省に相当)は、WHOに対して、専門性と中立の立場を持って、中国大陸からの政治的干渉を排除、全人類の健康・福祉の保護を考慮して、速やかにすべてのWHO会議、活動、メカニズムへの台湾の平等で尊厳ある参加を受け入れるよう呼びかけた。



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