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ラテンアメリカとカリブ海地域の20カ国が台湾のWHO参与を支持、外交部が感謝


Link [2022-05-21 22:33:25]



第75回WHO総会(世界保健機関の年次総会 WHA)が5月22日から28日までスイスのジュネーブで開催されるのを控え、ラテンアメリカ及びカリブ海地域の各界から、WHOは台湾を招き出席させるよう求める声が相次いでいる。これらの地域で中華民国(台湾)と正式な外交関係を持つ8カ国の政府がWHOにこれを正式に提案して台湾をサポートしたほか、ラテンアメリカとカリブ海地域の20カ国での各界2,000人が同様の呼びかけを行った。台湾への支持者がますます増えていることに対し、中華民国外交部(日本の外務省に相当)は17日、プレスリリースを発表して心からの謝意を表した。   このプレスリリースによると、これらの地域で中華民国(台湾)と正式な外交関係を持つベリーズ、ホンジュラス、セントルシア、セントビンセント及びグレナディーン諸島、セントクリストファー・ネービス、グアテマラ、パラグアイ、ハイチの8カ国は、WHOの会員国としてWHOのテドロス事務局長に書簡を送り、台湾をオブザーバー資格でWHO総会に招くよう要求、台湾の公衆衛生分野における実績に国際社会の目を向けさせ、台湾のさらなる参与と貢献を可能にせよと訴えた。   また、これら地域の各国議会も相次いで台湾のWHO総会参与支持を表明している。中華民国(台湾)と外交関係を持つホンジュラス国会、ベリーズ下院、グアテマラ議会の議長団、及び中央アメリカ議会の議長団(理事会)が決議や動議の形で台湾に力強いエールを送った。現在すでに20カ国と中央アメリカ議会の572名の国会議員、ならびにラテンアメリカ及びカリブ海地域の国会議員による台湾支持のプラットフォーム「フォルモサクラブ」のメンバーらがWHOのテドロス事務局長に対し、書簡やSNS、動画などで台湾のWHO総会参加支持を訴えている。さらにメキシコとブラジルの上下院ではそれぞれ94名と70名の国会議員がテドロス事務局長への連名書簡を送った。外交部は、「国際社会がみな、世界の公衆衛生の安全保障のため台湾を国際的な公衆衛生体系の正常な働きに加える必要があると認めていることの表れ」と歓迎している。   このほか、ラテンアメリカ及びカリブ海地域における各国の民間からも台湾支持の声が上がっている。とりわけ医療分野からの声が力強い。セントビンセント及びグレナディーン諸島、セントルシア、メキシコの看護学会、また過去に世界医師会(WMA)で会長を務めたブラジル籍のMiguel Jorge氏らはみな台湾が国際社会に還元する能力を備えていることを高く評価すると共に、台湾を制度に基づき、常態的にWHOの全ての会議・メカニズム・活動に参与出来るようにすべきだと訴えている。   外交部は、「ラテンアメリカ及びカリブ海地域で国交を樹立している8カ国、及びアルゼンチン、ブラジル、チリ、コロンビア、エクアドル、メキシコ、ペルー、コスタリカ、エルサルバドル、ドミニカ共和国、ウルグアイ、ベネズエラ、中央アメリカ議会の議員たちが全力で台湾のWHO総会参加を支持してくれていることに心から感謝する。台湾は自由・民主・多元性・包摂を価値とする、責任感ある国際社会のメンバーであることを誇りとし、これからも国際社会と手を取り合って協力し、全世界の人々の健康を守っていく」とコメントしている。    



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