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台北国際自転車見本市がスタート、リアル開催は2年ぶり


Link [2022-03-12 15:35:27]



台北国際自転車見本市(Taipei Cycle)および台北国際スポーツ用品見本市(TaiSPO)が9日に始まった。リアル見本市は12日まで、台湾北部・台北市の南港第1展示ホールで開催される。オンライン開催については3月9日から4月8日までとなる。   昨年はコロナ禍の影響を受け、オンライン開催のみだったことから、リアル開催は2年ぶりとなる。この見本市には、自転車大手の美利達(MERIDA、メリダ)、巨大(GIANT、ジャイアント)、それに自転車チェーンの専門メーカー桂盟(KMC)など、世界20カ国・地域から800社以上が出展している。経済部(日本の経済産業省に相当)の陳怡鈴主任秘書は開会の挨拶で、「世界的にスポーツの人気が高まる中、台湾の自転車及びスポーツ用品の輸出は今年も好調が期待できるだろう」と自信を見せた。   陳怡鈴主任秘書によると、昨年、台湾の自転車(完成品)及び部品の生産高は1,700億台湾元(約7,000億日本円)に達した。これは対前年比30%の増加。また、輸出額は約51.47億米ドルで、こちらも対前年比40%の増加となった。スポーツ用品の生産高は1,655億台湾元(約6,770億日本円)で、対前年比22%増加。輸出額は38億米ドルで、対前年比60%と大幅増加となった。   これらを踏まえて陳怡鈴主任秘書は、今年の展望として、「世界的にスポーツの人気が高まる中、台湾の自転車及びスポーツ用品の輸出は好調が期待できる」と述べた。   また、見本市の主催者である中華民国対外貿易発展協会(TAITRA、日本での名称は台湾貿易センター)の黄志芳董事長は、「今年の台北国際自転車見本市と台北国際スポーツ用品見本市は、産業を取り巻くトレンドの変化に合わせ、全く新たな生態系を示す内容となっている。世界の産業パートナーたちのために、最先端技術の応用、高い柔軟性を持ったカスタマイズサービス、ESG(環境、社会、ガバナンス)ソリューションなどを提供するプラットフォームを作り上げた」と胸を張った。   経済部は9日、見本市の開会に合わせ、第24回国際自転車デザインコンテスト(IBDC)の授賞式を開催。米国、英国、イタリア、豪州など13か国から応募のあった157点の中から、優れた作品17点を厳選して表彰した。  



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