Breaking News >> News >> Taiwan Today


2/7の国内新規感染者は2人、いずれも隔離対象者


Link [2022-02-08 13:33:49]



中央感染症指揮センター(新型コロナウイルス対策本部)は7日、新型コロナウイルスの国内新規感染者が2人だったと発表した。高雄港関連の感染者(症例番号18480)の家族(20代男性)と、台北市在住の不動産会社従業員から派生した幼稚園クラスターの濃厚接触者(5歳女児)で、いずれも在宅隔離期間の満了に伴い受けたPCR検査で陽性が判明した。なお、海外からの入国者による新型コロナウイルスの感染は47人、新型コロナウイルス感染による死者はゼロだった。   中央感染症指揮センターの陳時中指揮官は7日の記者会見で、「旧正月を含む連休から連休明けにかけて、台湾における新型コロナウイルスに感染状況は徐々に安定へ向かい、新たなクラスターも出現していない」と述べた。しかし一方で、「当面はまだ観察が必要だ」として慎重な姿勢を崩さなかった。   陳指揮官によると、オミクロン株は感染拡大のスピードが速いが、それは主に潜伏期間が短いことが原因。しかし、だからこそ感染を早期に発見し、急速に封じ込めることを可能にした。中央感染症指揮センターはこの2週間、ウイルスの封じ込めに取り組んできたが、今後はその成果を維持することに努める。   陳指揮官によると、現段階で注意が必要なのは台湾北部・桃園市に本社を置く日翊物流(大手コンビニエンスストア・ファミリーマートの子会社)で発生したクラスター。衛生当局はすでに1000人近くを接触者と認定。うち約250人を集中検疫所(=政府が用意した隔離施設)で隔離している。5日以降、これら接触者のPCR検査を行っており、すでに917人から検体を採取。うち840人は陰性、61人が結果待ちで、16人は追跡中だ。陳指揮官は「全体的には良い方向に向かっている」としている。   また、亜旭電脳公司(桃園市大園区)の従業員等についても、これから3回目のPCR検査を実施する。主な対象は在宅隔離者となる。高雄港(台湾南部・高雄市)でのクラスターに関しても、現在新たに判明している感染者の多くは隔離期間に受けたPCR検査で陽性が判明したもので、ゲノム解析の結果、いずれもオミクロン株の亜種「BA.2」であることが分かっている。この状況に変化はなく、全てはコントロールできているという。  



Most Read

2024-09-20 01:43:10