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1/19の国内新規感染者は10人、うち1人は感染経路不明


Link [2022-01-22 18:38:21]



中央感染症指揮センター(新型コロナウイルス対策本部)は19日午後の記者会見で、台湾で10歳未満から60代までの男性5人、女性5人10人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。そのうち8人は桃園国際空港で発生したクラスターに関連するもの。このクラスター以外では、亜東紀念医院(=病院。新北市板橋区)で新型コロナウイルスに感染した看護師(症例番号17967)の息子(5歳未満、未就学)の感染が新たに確認された。さらに、桃園市内で1人の感染が確認されたが、現在のところ感染経路は分かっていない。海外からの渡航者による感染は44人、感染による死者はゼロだった。   桃園国際空港で発生したクラスターは市中感染に拡大。カラオケ同好会、在宅介護職員、銀行の行員、レストラン、それに大学にまで飛び火した。とりわけ桃園市中壢区の聯邦銀行健行支店で発生した集団感染は、感染した行員が1月7日に桃園市中壢区のレストラン「西堤(Tasty)」中山店で食事をしたことから、さらに大きな集団感染に発展した。   クラスター関連の感染者のうち1人は60代男性で、1月7日に家族7人でレストラン「西堤(Tasty)」を訪れて食事をしていた。この家族は現在までに、この60代男性を含めて計6人の感染が確認されている。もう1人は1月9日にこのレストランを訪れて食事をした顧客。すでに感染が確認されている症例番号17983と一緒に食事をした母娘のうち、このほど新たに娘(桃園市内の小学校に通う小学五年生の女児。症例番号18083)の感染が確認された。母親のほうは陰性だという。また、1月9日にこのレストランで食事をして感染した父親と幼児2人は、幼児が通う幼稚園の同級生2人に感染を広げていたが、このほど同級生の一人(症例番号18114)の両親と姉の計3人の感染が確認された。いずれも濃厚接触者として隔離され、検体を採取していたもの。これで一家4人全員が感染したことになる。   新たに感染が確認された症例番号18082は、18日に発表された新竹市在住の一家4人(症例番号18060から18063まで)の感染と関連している。当初、衛生当局はこの一家の感染源について、これまでに発生しているクラスターと関連している可能性は高いものの、明確な感染経路に関してはさらなる調査が必要だとしていた。その後の調べによると、症例番号18060夫妻は1月11日に症例番号18082と食事をしていたことが分かった。また、症例番号18082の1月9日の行動履歴が、聯邦銀行健行支店の感染者(行員)と重なるところがあることも分かった。このため、どちらが先に感染したのか、さらなる調査を進める必要がある。   なお、19日は新たに感染経路不明の感染者1人が確認された。桃園市の大湳市場で働いており、病院での付き添いのためPCR検査を受けたところ感染が確認された。現時点では桃園国際空港で発生したクラスターとの関連性は見当たらず、感染経路の特定が待たれる。  



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