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屏東県民公園を記録した映像、日本国際観光映像祭で特別賞


Link [2022-04-01 15:53:08]



屏東県(台湾南部)の屏東県民公園は、台湾糖業股份有限公司(台糖)のパルプ工場跡地を公園として再建した新たな憩いの場だ。この屏東県民公園をテーマにしたドキュメンタリー映像が、第4回日本国際観光映像祭(JWTFF,Japan World’s Tourism Film Festival)の国際コンペ部門で特別賞「Best Film of East Asia」を受賞した。屏東県民公園はこれまで海外のさまざまなデザイン賞を獲得しており、海外での受賞はこれで13件目となる。   この映像『Time will tell』は、1,542点のエントリー作品の中から特別賞「Best Film of East Asia」に選ばれた。屏東県は第1回日本国際観光映像祭でも、台湾ランタンフェスティバル用日本向けプロモーション動画『海と光(屏東で会おうね!)』で同じ賞を受賞したことがある。昨年の第3回日本国際観光映像祭でも、観光プロモーション動画『屏東、総是多一度(There’s always one more degree in Pingtung)』で特別賞「Good Film of East Asia」を受賞しており、日本国際観光映像祭での受賞は今回が3度目だ。   映像にも登場する屏東県の潘孟安県長(=県知事)は3月31日、自身のフェイスブックでこの朗報を伝えた。潘県長によると、映像に登場する年配の男性は、パルプ工場の建設から閉鎖までを見てきた生き証人で元工場主任の蔡江智さん。この映像は、県民公園での老若男女の動きを通して、美しく生まれ変わった屏東県民公園を描いている。   この映像では昼と夜の県民公園の様子が映し出され、さまざまな時代の屏東の記憶が呼び起こされる。若い学生の生き生きした動きと年配者の緩やかな歩みは、屏東県の世代間のバトンタッチを意味している。ダンサーは時間の流れの象徴で、生まれ変わった県民公園の喜びを表現しているという。   屏東県民公園は台湾糖業股份有限公司(台糖)のパルプ工場跡地に建設された公園。屏東県は、27年間にわたって廃墟となっていたパルプ工場跡地を活性化し、近くを流れる殺蛇渓(=河川)の護岸工事と結び付け、台湾初の歴史遺産と河川が融合した親水公園として生まれ変わった。昨年2月に供用を開始。その後の1年余りで、日本のグッドデザイン賞を含め、建築・デザイン分野の賞を次々と獲得している。  



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