Muristek
外交部（日本の外務省に相当）の呉釗燮部長（大臣）が29日、前日（3月28日）から台湾を訪問しているパラグアイ共和国のルイス・アルベルト・カスティグリオーニ（Luis Alberto Castiglioni）商工大臣の表敬訪問を受けた。双方は両国の友好的な関係を大切なものととらえることを改めて表明すると共に、二国間関係ならびに経済貿易面での現況、関連の協力計画などについて踏み込んだ意見交換を行った。 呉外交部長はカスティグリオーニ商工大臣の訪台を心から歓迎すると共に、台湾とパラグアイの理念は一致しており、これからも既存の固く友好的な協力関係を基礎に、手を携えて共に前進していくと強調した。呉外交部長はまた、パラグアイ政府が国際組織の会合などで長年、台湾のための発言を続けていることに特に感謝した。 1991年に初めて台湾を訪問したというカスティグリオーニ商工大臣は、この30年来、両国の関係が日を追うごとに深まっていくのを目の当たりにしてきたとした上で、近年二国間の経済貿易分野における交流がいっそう密接になっていると評価。今回の台湾訪問では、両国の政府と民間の力を結び付け、経済と貿易、投資での関係をさらに強化したい考えを示した。過去に外務大臣の経験もあるカスティグリオーニ商工大臣は、パラグアイは信念と共通の価値に基づき、台湾が国際社会に参与する権利を積極的に守り抜くと強調した。
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