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三井不動産、高雄市に「三井ショッピングパーク ららぽーと」開発へ


Link [2022-03-26 01:35:51]



台湾南部初となる「三井ショッピング ららぽーと」が高雄市鳳山区に建設される。日本の三井グループは23日、高雄市の陳其邁市長が証人として立ち会う中、土地を所有する台糖公司と高雄市役所本庁舎で契約式を行った。投資額は約100億台湾元(約426億日本円)。約250店舗規模の本格的なリージョナル型ショッピングセンターの建設を目指す。完成後は、近隣の衛武営国家芸術文化センターとの相乗効果で、高雄東部に文化及びレジャーの拠点が誕生すると期待されている。   この契約式には、高雄市の陳其邁市長、台湾三井不動産股份有限公司の下町一朗董事長、台糖公司の陳昭義董事長、許智傑立法委員(=国会議員)、高雄市議会の曽麗燕議長、それに張漢忠議員、林智鴻議員、陳慧文議員、黄捷議員など地元選出の議員らが出席した。陳其邁市長は、三井グループが高雄市の発展を見込み、鳳山への投資を決めたことに感謝した。また、台糖公司と三井グループを引き合わせてくれた許智傑立法委員についても「不可能を可能にした」として感謝した。   陳其邁市長はさらに、台糖公司の陳昭義董事長の協力と、3月末の離任前に100億台湾元規模のビッグプロジェクトを実現させた台湾三井不動産股份有限公司の下町一朗董事長にも感謝した。陳其邁市長は、「衛武営公園は台北市にある大安森林公園の2倍の面積を持つ。近くにはメトロが2本走り、高速道路や空港へのアクセスも便利だ。市と台糖公司が協力することで、鳳山に台湾で最大の面積を誇り、多様な機能を備え、最高の営業額をたたき出す『ららぽーと』が誕生することだろう」と胸を張った。   台湾三井不動産股份有限公司の下町一朗董事長によると、「ららぽーと」は日本で40年以上の歴史を誇る事業で、台湾ではこれで3つ目となる。下町一朗董事長は「高層のデパートとは違い、低層で広々とした快適な空間を作る。そこにファッションブランド、飲食店・フードコート、エンターテインメント施設などを導入し、親子三代で一日中楽しめる時間消費型の商業施設を目指す」と述べた。   「(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと高雄」は2023年に着工、2026年に開業する予定だ。    



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