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韓国からの到着便、旅客全員を空港検疫の対象に


Link [2022-03-22 19:14:59]



中央感染症指揮センター(新型コロナウイルス対策本部)は22日零時をもって、韓国からの到着便について、旅客全員を空港検疫(空港到着後に公費でPCR検査を実施すること)の対象に加えた。検査の結果、陽性であった場合は医療機関、集中検疫所(政府が手配する隔離施設)、あるいは強化版防疫旅館(陽性者を専門に受け入れる宿泊施設)へ直接搬送する。   中央感染症指揮センターはこの新たな措置を、19日午後に発表したニュースリリースで明らかにしていた。韓国で新型コロナウイルスの感染者が高止まりし、1日あたりの新規感染者が世界最多レベルに達していることが理由。   空港でのPCR検査の結果が陰性であった場合は、入国手続きを済ませ、10日間の隔離を行う。隔離場所は自宅もしくは親戚・友人の居宅で「1人1戸」(住宅1戸に1人)が原則。この条件を満たせない場合は「防疫旅館」(民間の隔離専用ホテル)を利用する。   中央感染症指揮センターは現在、欧州、米州、中東、オーストラリア、ニュージーランド、インド、東南アジアから台湾へやってくる旅客全員を対象に、台湾に到着した時点で検体を採取し、PCR検査を実施する「空港検疫」の対象としている。検査費用は台湾側の公費負担。22日より、これに韓国が対象に加わった。   中央感染症指揮センターは、最近海外からの入国者が増え、ウイルス侵入のリスクが高まっていることを踏まえ、海外からの旅客は台湾到着後の検疫事項や感染症対策をしっかりと順守し、市中の安全確保に協力して欲しいと呼びかけている。  



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