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マーシャル諸島の大統領が代表団率い訪台、外交部は「関係深化に重大な意義」


Link [2022-03-22 19:14:59]



マーシャル諸島共和国のデイビッド・カブア(David Kabua)大統領夫妻が中華民国政府の招きに応じ、代表団を率いて3月21日より25日の日程で台湾を公式訪問。外交部(日本の外務省に相当)は21日、プレスリリースを発表して心からの歓迎の意を表した。   カブア大統領の訪台は2020年の大統領就任以来初めて。代表団のメンバーはキャステン・ネムラ(Casten Nemra)外務・貿易大臣夫妻、Joe Bejang上院議員夫妻らで、外交部は「両国の交流促進と関係の深化に重大な意義を持つ」としている。   礼儀を尽くした待遇と重視のほどを示すため、蔡英文総統は一行を盛大な栄誉礼で歓迎し、「国宴」(国家元首主催の公式な宴会)を開いてもてなすほか、カブア大統領に「采玉大勲章」を授与する。二人はさらに両国の協力関係と共通の関心事について踏み込んだ意見交換を行う予定。   またカブア大統領は呉釗燮外交部長(外務大臣)主催のパーティーに出席するほか、台湾とマーシャル諸島の「農業技術協力協定(Agreement of Agricultural Technical Cooperation)」の締結式に立ち会う。   カブア大統領はマーシャル諸島に自治政府を発足させ、その後独立を実現した故アマタ・カブア元大統領の息子。厚生大臣や内務大臣歴任後、2020年1月に大統領に当選した。カブア大統領は国際的な場において台湾支持の発言を度々行い、台湾の国際組織参与を強く支持しているほか、両国間の様々な分野における交流と協力を積極的に推進している。外交部は、「台湾にとって長年の確固たる友人だ」としている。   外交部は、台湾とマーシャル諸島は民主・自由・人権などの普遍的な価値を共有しており、国交樹立以降24年、農業・漁業、公衆衛生、教育、女性のエンパワーメント、クリーンエネルギー、インフラなど各分野で密接に協力するなど関係は緊密かつ友好的だと説明している。    



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