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ウクライナへの支援物資を民間から募集、呉外交部長が整理作業を視察


Link [2022-03-15 14:12:26]



外交部(日本の外務省に相当)が3月7日に始めたウクライナ難民のための支援物資募集が各界の熱烈な反響を呼んでいる。多くの熱心な人々がウクライナ難民を思いやる物資を外交部に自分で持ち込んだり、郵送で届けたりし、具体的な行動でウクライナ難民への支持を表している。呉釗燮外交部長(外務大臣)は14日正午に外交部の西側地下駐車場を訪れ、集まった物資の整理に協力しているボランティア及び外交部のスタッフを激励、同時に物資を寄付してくれた国民に心から感謝した。   作業場を視察した呉外交部長は、台湾の仏教系慈善団体・慈済基金会のボランティアや自発的に集まって手伝う人々など、物資を整理する協力者たちと親しげに交流。また、台湾に滞在するウクライナ人でボランティアを務めている人にはお見舞いの言葉をかけた。   14日午後5時の時点で、外交部に自らやって来て物資を寄付した人は約1,730人。郵送されてきた小包を加えると、分類と整理を経た物資は約4,000箱に達した。品目は主にサージカルマスク、ブランケット、生理用品、紙おむつ、ビスケットなど。   外交部は3月5日に発表したプレスリリースで、募集する物資の品目を明確にしているほか中古品や衣類の寄付を禁じており、寄付の意志を持つ人々に対して改めて注意を促した。整理やその後の転送、寄付でのトラブルを避けるため、ウクライナ難民に寄付するため外交部が受け付ける物品は完全な新品で未開封、使用期限が6カ月以上残っているものに限られる。外交部ではまた、これから寄付する人たちに対し、物資の寄付を受け付ける時間、場所などの情報に従って3月18日午後5時までに外交部に届けるか郵送するよう呼びかけた。寄付可能な物資は20品目、及び医薬品14種類で、外交部のスタッフ及びボランティアが応対するという。   外交部では、ウクライナへの人道支援のため国民が活発に物資を寄付していること、そして大勢のボランティアが自発的に手伝い、自分の力を提供していることに感謝。そして、「各界の人々が自らの時間と精力を国際的な人道支援のために捧げていることに最高の敬意を表する」としている。    



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