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フィリピンが台湾のワクチン接種証明書を承認、外交部が「歓迎」


Link [2022-03-14 08:38:41]



フィリピン政府の「新型コロナウイルス感染症に関する省庁間タスクフォース(IATF-MEID)」は今月10日の決議で、同国が即日より、中華民国(台湾)政府が発行する「数位新冠病毒健康証明(ワクチン接種の内容を記載したデジタル証明書)」と「国際予防接種証明書(通称「黄皮書」と呼ばれるイエローカード)」を承認することを決定した。中華民国(台湾)外交部(日本の外務省に相当)はこの決定を歓迎するとともに、二国間協力の具体的進展だとして高く評価している。   中華民国政府とフィリピン政府はこれを受けて、互恵の原則に基づき、相手政府が発行する新型コロナウイルスのワクチン接種証明書を相互承認することになった。フィリピンへの渡航を希望する台湾人は、新型コロナウイルスワクチンの接種を済ませた上で、搭乗前48時間以内に実施したRT-PCR検査の陰性証明書と、ワクチン接種済みを証明する「ワクチンパスポート」あるいは「イエローカード」を提示すれば、フィリピン入国後に隔離が免除される。但し、入国日から起算して7日間は、自分の症状を観察し、症状が現れた場合はすぐに地元の自治体に報告しなければならない。   外交部は11日に発表したニュースリリースで、「ワクチン接種証明書の相互承認は、台湾とフィリピンの人的往来に有利となり、コロナ後の経済・貿易を加速させるだけでなく、双方が感染症対策と入国規制の経験と相互信頼を積み重ねるための助けとなるだろう。外交部はこれからも、フィリピンと医療や公衆衛生分野など関連の議題で実質的な協力を続け、双方の国民の幸福と利便性を促進していきたい」と伝えている。  



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