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外交部による「春の交歓会」に各国の駐台使節や代表がこぞって出席


Link [2022-03-12 15:35:27]



呉釗燮外交部長(外務大臣)夫妻が10日夜、台湾北部・台北市内のホテルで、外交部(日本の外務省に相当)の「新春聯歓晩会(Ministry of Foreign Affairs 2022 Spring Banquet)」(2022年春の交歓会)を開催し、台湾の過去1年間における外交業務に対する各国の駐台使節や代表夫妻からの支持に感謝した。蔡英文総統、司法院の許宗力院長、総統府の資政(最高顧問)、立法院(国会)外交及び国防委員会の委員、各省庁の首長、無任所大使らも含め160名近くが出席した。   蔡英文総統はあいさつの中で、新型コロナウイルスに向き合いながら各国の駐台使節や代表が引き続き外交業務に取り組み、台湾と協力して共にパンデミックに立ち向かってくれたことに感謝した。蔡総統は、全世界に新型コロナが拡大する中、台湾はウイルスの封じ込めに成功した経験を積極的に国際社会と共有すると共に自主的に関連の物資を提供してきたことで、のちに日本や米国、リトアニア、スロバキア、チェコ、ポーランドなどが台湾に惜しみなくワクチンを寄付することにつながったと説明した。   続けて蔡総統はウクライナ情勢に言及、現地で戦火が広がっていることを受けて台湾は迅速に人道支援に乗り出していると指摘すると共に、台湾の人々は民主の最前線に立って国際社会と共に努力していくほか、台湾は国際社会との結びつきを深め、関係を強めることでより多くの成果を生み出していくと強調した。   呉外交部長は、台湾が過去2年、国交樹立国及び理念の近い国々と手を取り合って共に感染症に対抗し、難局を乗り越えてきたことによって「善のサイクル」が生まれたと指摘。その上で、台湾と国際社会は共にウクライナ情勢に関心を寄せており、台湾は民主主義国として、補給物資の緊急支援(寄付)や台湾の人々からの支援物資の募集、義援金受付口座の開設などウクライナをサポートするための具体的な行動を開始、全国が心を一つにしてウクライナ難民への支援に乗り出していると強調した。そして、台湾はこれからも国際社会への参与を広げ、国交樹立国や理念の近い国々と共に民主・自由を守り、権威主義に対抗し、「善のパワー」で地域の平和と繁栄を促進していくと語った。   外国の駐台使節団で団長を務めるセントクリストファー・ネービスのJasmine Elise Huggins大使は、台湾における新型コロナ封じ込めの成果は素晴らしく、「台湾モデル」を各国が見習ったことは台湾が全世界の公衆衛生体系に不可欠であり、世界保健機関(WHO)の総会に迎えられ参与を認められるべきであることの証明だと語った。    



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