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ベリーズとの経済協力協定発効、対ベリーズ投資・貿易に関する説明会開かれる


Link [2022-03-12 15:35:27]



中華民国(台湾)と、中米の国交樹立国であるベリーズが結んだ経済協力協定(ECA)が今年1月に発効した。ECA発効後にもたらされる対ベリーズ投資のさまざまな商機について紹介する説明会が10日午前、台北市内で開かれた。   説明会で祝辞を述べた外交部(日本の外務省に相当)の兪大㵢常務次長(事務次官)は、「ベリーズはグルメから観光に至るまで、台湾企業にとって開拓の価値があるものが多い」と絶賛。兪次長は、過去に何度もベリーズに足を運んだが、料理が美味しいことが特に印象に残っており、観光業の潜在力も高いと説明した。 台湾を公式訪問中のベリーズのジョン・ブリセーニョ(John Briceño)首相は、中華民国(台湾)との国交樹立から今年10月で満33年になること、その関係は常に安定していることなどを強調した。また、「ベリーズは台湾と同様に小国だが、国家の命運は国民によって決められるものだと信じている。台湾は非常に発展した国で、ベリーズが学ぶべきところが多い」と述べた。   ブリセーニョ首相はまた、新型コロナウイルスの感染拡大が始まって以降、ベリーズに真っ先に支援の手を差し伸べてくれたのは台湾だったとし、台湾が感染症対策に必要な防護服や関連の設備を提供してくれたから、ベリーズは徐々にコロナ禍から抜け出すことができたと述べた。ブリセーニョ首相によると、同国はすでに国境開放政策へ転じており、過去1年間、農業、観光、サービス業の発展に取り組んだ結果、昨年これらの産業の成長率は12%に達した。また、今年の同国の経済成長率は6.5%に達すると予想している。   この説明会にはほかに、ベリーズからやってきたJaime Briceño投資及び貿易大使(Ambassador for Trade)、外交部国際合作及経済事務司の蔡允中司長、経済部国際貿易局の戴婉蓉主任秘書、それに台湾の元家企業の顔志鼎総経理の4人のスピーカーが登壇し、対ベリーズ投資や貿易に関する商機について説明した。    



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