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王金平元立法院長、日本の「旭日大綬章」の伝達受ける


Link [2022-03-12 15:35:27]



日本政府の「令和3年 秋の外国人叙勲」で「旭日大綬章」の受章が明らかになっていた台湾の王金平元立法院長(国会議長)が9日、日本の対台湾窓口機関・公益財団法人日本台湾交流協会より勲章と勲記の伝達を受けた。これは王金平氏の長年にわたる日台関係への貢献を表彰するもの。王金平氏は、「台湾と日本の関係は『まさかの時の友こそ真の友』の関係であり、その固い基礎が揺らぐことはない。自分が台日関係のため具体的な機能を発揮する機会を日本が与えてくれたことに感謝する」と述べた。   伝達式は日本台湾交流協会台北事務所の代表官邸で行われた。同事務所の泉裕泰代表はあいさつの中で、王金平氏が日本との関係を常に重視してきたことに言及、王氏が1992年に「中日国会議員聯誼会」を創設(その後同組織は「台日交流聯誼会」へと改名)し、立法院長として台日の国会議員間の交流を促進してきたことを紹介した。また、2011年、王金平氏は「東日本震災台湾慰問訪日団」の団長として日本を訪問し、被災地を支援するなど日本人を大いに励ましたと説明。王氏の大きな功績は「旭日大綬章」を受けるに値するものだと称えた。   王金平氏は、日本政府が外国人に与える最高栄誉である「旭日大綬章」を受けることは非常に光栄だとした上で、台湾と日本は地理的、歴史的な関係から往来が密接で、国交を断絶しても民間交流が途切れることはなく、経済成長に伴って往来はより頻繁になったと説明、双方はまた、危機に陥った時に互いに助け合う関係だと指摘した。   王金平氏は、台日の深い友情は「患難見真情」(困難な時になって見える真実の友情=まさかの時の友こそ真の友)で、それが揺らぐことのない堅実な基礎を築いているとの見方を示し、自身も日本の政府ならびに民間各界との頻繁な往来を通じて兄弟のような友人を大勢作ることが出来たと話した。2008年に日本を訪れて台日米安全保障対話「戦略対話・東京ラウンド」に参加した際には、安倍晋三氏(当時は最初の内閣総理大臣退任後)が王氏に会うため会場に駆けつけ、2017年に訪日した際には麻生太郎財務大臣(当時)がドイツでの訪問日程を短縮して帰国し王氏と対面したとのことで、王氏は「大変感動した」と話している。    



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