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台湾がカリブ海の国交樹立国へコロナワクチン供与


Link [2022-03-09 08:32:27]



台湾は、長引くコロナ禍において、国際社会の一員として「Taiwan Can Help(台湾がお手伝いできます)」を実践し、「Health for All(すべての人に健康を」という理念を実現するため、このほど、カリブ海の国交樹立国、セントルシアとセントビンセント及びグレナディーン諸島に対して、それぞれ1万回分のアストラゼネカ製新型コロナウイルスワクチンを供与した。両国政府は、中華民国政府の新型コロナ感染対策に大きく寄与する支援を讃え、謝意を表した。 台湾が供与したワクチンは3日、駐セントルシア中華民国大使館の陳家彦大使から同国保健・医療担当部門のMoses Jn. Baptiste大臣へ、7日には駐セントビンセント・グレナディーン中華民国大使館の藍夏禮大使から同国保健・医療担当部門のSt. Clair Prince大臣へそれぞれワクチン贈呈式で引き渡された。陳家彦大使と藍夏禮大使は、両国政府及び国民へ、台湾が善意を持って共に新型コロナに対抗するとした決意を伝えた。 新型コロナのパンデミックは、2020年以降、未だに衰えず、世界各国で深刻な影響を与えている。今回、台湾がワクチンを供与した両国では、引き続き国民に対してワクチン接種を呼び掛けている。そのような中、台湾は今後も国交樹立国と共同で防疫対策を推進するという姿勢を貫くため、台湾にあるワクチンのストックを把握すると共に、国交樹立国からのワクチンのニーズを調査した上で、各1万回分のワクチン供与を決定した。 台湾にとって、セントルシアとセントビンセント・グレナディーンは、カリブ海地域における重要な友好国で密接な協力関係を築いている。世界中でコロナ禍による混乱に直面する中、中華民国外交部(日本の外務省に相当)は、今後も国民の健康への権益を保障するという前提のもと、助け合いの精神に基づいて、国交樹立国や国際社会と協力し、新型コロナのパンデミックと闘い、人々の生命の安全保障を支援していく。



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