Muristek
ロシアは2月下旬、ウクライナに対する軍事侵攻に踏み切った。その結果、ウクライナでは100万人に上る人々が住む場所を追われ、ポーランドやスロバキアなどの隣国に退避している。これらの人々は生活物資が不足し、世界各国からの支援を必要としている。 ロシア軍による侵攻の影響を受けて隣国に退避したウクライナの人々を支援するべく、外交部（日本の外務省に相当）は7日（月）から18日（金）までの期間、市民からの物資の寄付を受け付ける。時間は土日も含め、午前10時から午後5時まで。集まった物資は、ウクライナ近隣のヨーロッパ諸国に送り、現地の組織を通してウクライナ難民に送り届ける。物資の寄付に関する説明は以下のとおり。 1. 寄付を希望する場合は、まず添付の募集品目リストを参照すること。実用性とその後の搬送の利便性や安全性を考慮した上で、リストに記載されていない物資については当面寄付を受け付けない。 2. 物資の寄付を希望する個人あるいは企業・団体は、添付の登記表に必要事項を記入の上、ファクス（02-2389-9694）あるいは電子メール（afri1@mofa.gov.tw）で外交部まで送ること。現場で記入しても良い。 3. 上記の期間内（3月7日から18日まで、午前10時から午後5時まで）に外交部の西側出入口（台北市中正区凱達格蘭大道と公園路が交わる場所）まで持参するか、あるいは外交部本庁舎（100台北市中正区凱達格蘭大道2号外交部秘書処）まで郵送すること。郵送の際は「捐贈烏克蘭物資（=ウクライナ支援物資）」と明記すること。大量の物資を寄付する場合は、適切な運搬手段を手配するため、外交部に事前通知すること。 4. 本件に係る問い合わせ先は次のとおり。（7日午前10時以降、勤務時間帯の対応となる) 一般市民 （02）2348-2863/（02）2348-2864 NGO専用 （02）2348-2094 中華民国政府は人道主義の立場から、2月28日に医療物資約27トンをウクライナの隣国ポーランドに送り届けたほか、3月2日には寄付金振込口座を開設した。その後も、熱心な市民や企業・団体などからウクライナの人々に物資を寄付したいという電話での問い合わせが相次いだことから、各方面から物資の寄付を受け入れることを決めた。 外交部は5日に発表したニュースリリースで、「中華民国政府はこれからもウクライナに対する人道支援活動に取り組み、台湾の人々の思いをタイムリーにウクライナ難民へ届けたい」と伝えている。 ■登記表と募集品目リスト■
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