Breaking News >> News >> Taiwan Today


米政府代表団が台湾訪問を終えて帰国、台湾への揺るぎない支持示す


Link [2022-03-05 18:55:13]



アメリカのバイデン大統領が派遣する代表団が2日夜、台湾訪問を終えて帰国した。マイケル・マレン元統合参謀本部議長が率いる代表団で、メンバーはほかに、ミシェル・フロノイ元国防次官、メーガン・オサリバン元大統領副補佐官(国家安全保障担当)、それに国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長を務めたマイケル・グリーン氏とエバン・メデイロス氏。帰りは外交部の田中光政務次長(=副外相)が空港で一行を見送った。   一行は1日に専用機で台湾へやってきた。短い滞在期間を利用して、蔡英文総統、頼清徳副総統を表敬訪問したほか、行政院の蘇貞昌院長(=首相)、国防部の邱国正部長(=国防相)などと会談。外交部の呉釗燮部長(=外相)が主催する昼食会や、蔡英文総統が主催する晩餐会に出席し、台湾の国家安全保障や外交のトップと台米関係に係る重要な議題について意見を交換した。   外交部の呉釗燮部長は2日に主催した昼食会で、ウクライナ情勢が緊迫する中、マレン氏が訪問団を率いて台湾を訪問したことは、アメリカの台湾支持という強烈なメッセージを伝えるものだとして歓迎した。呉部長はまた、アメリカなど近い理念を持つ国々がこの1年余り、二国間あるいは多国間外交の場において、台湾海峡の平和と安定の重要性を繰り返し指摘してくれたことに感謝し、「台湾はアメリカにとって頼れるパートナーだ。わが国は、近い理念を持つ国々との協力を深め、インド太平洋地域、ひいては全世界の平和と安定、繁栄のために貢献したいと願っている」と述べた。   外交部は2日夜に発表したニュースリリースで、「米軍のアフガン撤退から昨今のウクライナ情勢に至るまで、フェイクニュースや誤った類推を故意に散布する人が後を絶たず、台湾社会における民意や士気に影響を与えている。こうした中で、バイデン政権が重量級の代表団を台湾に派遣し、実際の行動をもって台湾に対する揺るぎない支持を示してくれたことに外交部は心より感謝する。台米関係は緊密で良好だ。我々はこれからもバイデン政権と手を取り合って協力し、安全保障、経済・貿易などさまざまな分野でアメリカとさらに緊密な関係を築き上げたいと考えている。また、米国など近い理念を持つ国々とこれからも協力し、台湾海峡及びインド太平洋地域の平和と安定を共に促進していきたい」とする中華民国政府の立場を伝えた。  



Most Read

2024-09-19 14:25:03