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中華民国がロシアのウクライナ侵攻を非難、世界の対ロ経済制裁参加へ


Link [2022-02-26 11:15:01]



ロシアによるウクライナ侵攻を受け、中華民国外交部(日本の外務省に相当)が25日、ロシアを非難すると共に国際社会の対ロシア経済制裁に加わるとするプレスリリースを発表した。内容は以下のとおり。   ★★★★★   中華民国台湾政府は、ロシアが国連憲章に違反して戦争を発動し、武力を以てウクライナに侵攻、ウクライナの領土を無理やり占拠したことを強く非難する。ロシアの行為は地域及び全世界の平和と安定を破壊するのみならず、ルールに基づいた国際秩序ならびに各国の主権と領土の一体性を維持・保障する国際法の体系に対する最も深刻な脅威と挑戦になるものである。   中華民国台湾は国際社会における民主主義陣営の一員として、民主・自由・法治・人権といった普遍的かつ核心的な価値を固く守っており、ロシアが外交交渉という平和的手段で争いを解決せず、「力に任せて弱者を攻撃する」武力での威嚇手段を選択したことに遺憾の意を表する。ロシアにウクライナへの軍事侵略を止めるよう促すため、また各方の平和的な対話を速やかに再開させるため、中華民国台湾政府は国際社会の対ロシア経済制裁に加わることを宣言する。   中華民国台湾政府はウクライナの主権の独立と領土の一体性に対する尊重を改めて表明すると共にそれを呼びかける。また、武力や脅迫といった方式で一方的に現状を改変することに反対し、各方が国際法の枠組みの下、平和的かつ理性的な対話と交渉を通じて立場の違いを解決することを支持する。我が国はこれからも米国など理念の近い国々と緊密に協調し、適切に対応していくことで、ウクライナが早期に戦禍から抜け出せるよう助け、地域と全世界の平和と安定を回復させる。    



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