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チェコの高校生、台湾国際科学展覧会で入賞


Link [2022-02-26 11:15:01]



台湾で開催される高校生のための科学コンテスト「台湾国際科学展覧会(Taiwan International Science Fair、略称TISF)」に、今年初めてチェコ共和国の高校生が参加し、優秀な成績を収めた。台北駐チェコ経済文化弁事処(=チェコにおける中華民国大使館に相当)は23日、同コンテストに参加して入賞したチェコの高校生4人のために授賞式を行った。   コンテストに参加したチェコの高校生のうち、Pavel Karásekさんは化学分野で「首奨(グランプリ)」を獲得。Aleš Janderkaさんは地球及び環境科学の分野で「首奨」を獲得した。Jitka WaldhauserováさんとAnna Porkertováさんは動物科学の分野でそれぞれ「三等奨」と「四等奨」を獲得した。   コロナ禍のため台湾での授賞式に参加することはできなかったが、台北駐チェコ経済文化弁事処が若い高校生たちの健闘を称えるため、プラハで特別に授賞式を執り行った。受賞者たちは授賞式前に発表内容のプレゼンテーションを行った。チェコの議員や政府関係者らも出席し、報告に耳を傾けた。   台北駐チェコ経済文化弁事処の柯良叡代表は、科学教育は台湾とチェコの学生同士の理解促進につながるとし、とりわけチェコ上院科学教育委員会のイジー・ドラホシュ委員長による長年の支援に感謝した。   ドラホシュ委員長は祝辞で、チェコの高校生たちが「台湾国際科学展覧会」初参加にして優れた成績を収めたことを称え、これがチェコと台湾の交流の深化につながるよう祈念した。   プラハで行われた授賞式には、「台湾国際科学展覧会」を主催する国立台湾科学教育館の劉火欽館長がビデオメッセージを寄せて受賞者を祝福。チェコの高校生の優秀な成績から、チェコの基礎科学教育の成果を伺い知ることができると述べた。    



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