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蔡英文総統、ヘリテージ財団創設者らの表敬訪問受ける


Link [2022-02-16 18:33:52]



蔡英文総統は15日、総統府において米シンクタンクのヘリテージ財団創設者、エドウィン・ジョン・フュルナー・ジュニア(Edwin J. Feulner, Jr.)氏、同財団のアンソニー・キム(Anthony Kim)リサーチマネージャーの表敬訪問を受けた。蔡総統は、「タイトなアジア訪問スケジュールにもかかわらず、台湾を訪れたことに感謝している。これは台湾に対する重視、友情を示すもの。新たな一年を迎えて、台湾と米国が更に協力し成果を上げられるよう期待している」と歓迎した。 蔡総統は、ヘリテージ財団が14日に発表した2022年版の「世界の経済自由度指数」について言及した。同指数で台湾の自由度は6位となり、アジア・太平洋地域において、シンガポール、ニュージーランドに次いで3番目だった。これについて蔡総統は、自由で開かれた公正な経済及び貿易プラットフォームを構築することに対する、台湾の努力や実績が認められたと指摘した。 蔡総統はまた、台湾が世界貿易機関(WTO)、アジア太平洋経済協力会議(APEC)など多国間経済貿易機関のメンバーとなって、より積極的に地域経済統合へ参与できるよう望んでいるとした。台湾は今まさに、環太平洋パートナーシップに関する包括的および先進的な協定(CPTPP)加入を目指している。 一方、エドウィン・フュルナー氏は、「ヘリテージ財団は1995年から27年にわたって経済自由度指数を発表している。発表を開始してすぐの頃、台湾の順位は27位だったのが、現在の6位まで上昇した。特にここ5年間、台湾の順位は着実にランクアップしている一方で、米国は評価を下げている」と語った。 エドウィン・フュルナー氏は更に、経済自由度指数は、台湾が自由経済を発展させる決意を持っているだけでなく、同時に市民が自由を享受し、独立した運営機関を持つことを望んでいることを示しているとの見解を述べた。その上でエドウィン・フュルナー氏は、台湾がアジアのみならず世界の模範となり、一国家が継続的に新たな発展を遂げ、今までにない局面を切り開ける可能性を実現させていると讃えた。 エドウィン・フュルナー氏によると、同指数は、経済の自由度だけでなく、各国・地域における法治観念、透明性、市民の役割も評価の対象としている。同指数からも、台湾が絶えず成長を続けていることがわかる。自由はすべての人の毎日の生活に影響を及ぼすとするエドウィン・フュルナー氏は、同指数において台湾が高い評価を受けていることは喜ばしいと語った。



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